ChatGPTの画像生成でイラストを生成するには?方法や生成パターン、注意点を詳しく解説
ChatGPTの画像生成でイラストを生成するには?方法や生成パターン、注意点を詳しく解説

この記事では、ChatGPTの画像生成機能を用いてイラストを生成する方法について解説しています。おすすめの生成パターンや利用時の注意点なども解説しているので、初めてChatGPTを利用する方も参考にしやすい記事となっています
目次
そもそもChatGPTとは
ChatGPTとは、OpenAI社が開発・提供する対話型生成AIサービスを指します。機能は文章生成を始め、翻訳や質問への回答、更にはプログラミングコードまで生成が可能で、多岐にわたる用途で用いられています。この記事では、こうした用途の1つ、画像生成機能を用いたイラスト生成について解説していきます。
ChatGPTでイラストを生成する方法
ChatGPTでイラストを生成するには、画像生成機能を用いる方法が一般的です。工夫をすると様々なサイズのイラストを生成できるので是非覚えていきましょう。
3種類の画像サイズから指定する
ChatGPTが直接出力できる画像サイズは「1536px×1024px(3:2)」「1024px×1536px(2:3)」「1024px×1024px(1:1)」となります。これら以外のサイズは、基本的に出力できないので注意しましょう。例外として「〇px×〇pxでリサイズしてください」と指示をすると、その大きさの画像を作成しますが、画像を無理やり引き延ばしてリサイズしているだけなので推奨されません。

生成したいアスペクト比に合わせて黒帯の生成を指示
次に、画像を必要なアスペクト比にするため、黒色の帯を生成させる指示を行いましょう。この帯を「Canva」「Photoshop」といった画像編集ツールによりトリミングを行うことで、無理やり引き延ばさないサイズ調整が可能となります。例を挙げると、16:9のサイズを生成したいなら「サイズは1536px×1024pxで上下に黒帯を生成してください」と指示を行うことで黒帯を除いたアスペクト比が近しい画像が生成されます。
なお、帯の幅サイズは細かく指定できません。何度か生成を試して、最適な帯の配置を見つけましょう。
生成したい画風のプロンプトを入力
アスペクト比指示の後、イラストを生成するためのプロンプトを入力しましょう。内容は「〇〇風のイラストを生成してください」といった簡単な指示で機能します。
ChatGPTでイラストを生成する際の注意点
ChatGPTでイラストを生成する方法は簡単ですが、それを利用するとなると、様々な注意点があります。
イラストが著作権を侵害しないかの確認を行う
ChatGPTは、版権キャラクターのイラストであっても生成してしまいます。こうした生成イラストをそのまま利用すると、キャラクターの著作権を侵害してしまいます。見覚えのあるキャラクターが、生成されていないかの確認を怠らない様にしましょう。
AI生成のイラスト利用は「バレやすい」
ChatGPTを初めとしたAIの生成するイラストは特性上、既存イラストの平均的な内容が出力されます。そのため、似通った出力結果が生まれやすくなり、「AIっぽい」イラストとなってしまうのです。
またAIイラストを含むデジタルコンテンツには、「C2PA」というメタデータが付与されており、コンテンツを誰がどういったツールを用いて作成・変更したかが判別できるようになっています。C2PAを解析できるシステムが搭載されていると、AIが生成したイラストだと即座に判別されてしまう訳です。このシステムは、検索エンジンの「Google」にも搭載されており、サイトに使われている画像のAI判定を行っています。
利用規約の確認を行う
生成したイラストを利用する際には、上記の著作権やバレやすさの他に、ChatGPTの利用規約を確認しておくことが重要です。OpenAI社にそぐわない利用を行っていると、ChatGPTを利用停止させられる可能性があります。特に、「使用に関するポリシー」は利用に関する具体的な指示が記載されているので、必ず確認しましょう。
下記は、OpenAI社の利用規約です。
情報漏洩のリスク
イラストを生成するためのプロンプトや参照物には、個人・機密情報を用いない様にしましょう。AIモデルが入力内容を学習してしまい、情報漏洩が起こる可能性があります。
この入力内容の学習は、アカウント欄から「設定」「データコントロール」にある、「すべての人のためにモデルを改善する」をOFFにすることで防ぐことができます。
ChatGPTの危険性については、下記の記事をご覧ください。
悪用や漏洩の温床?ChatGPTの危険性とは。注意すべきリスクとその対策について解説|IoTBiz
生成イラストのおすすめな使い方
生成イラストの利用には様々な制約がありますが、使いどころさえ間違えなければ使い勝手の良いイメージ補完の手段となります。
スライドでの利用
「PowerPoint」「Keynote」といったツールで作成するスライドに配置することで、表とは違った視覚へのアプローチが可能となります。特に、講義や社内プレゼンなど、カジュアルな場での使用が効果的です。
印刷物のデザイン
チラシやポスターなどの印刷物に利用する方法も効果的です。無料・有料配布デザインよりも、自身のイメージに近いイラストを配置できます。ピンポイントで、欲しいデザインがない場合におすすめです。
写真の加工
ChatGPTに写真をアップロードし、それをイラスト風に加工させることも可能です。自身で撮影した写真ならば、著作権の心配が少ないためおすすめとなっています。
ただし、家族写真など、個人情報と結びつく写真をアップロードするのは控えましょう。前述の入力内容の学習によって情報漏洩する危険性があります。
おすすめのイラスト生成パターン5選
ここまでChatGPT生成イラストの注意点と使い方について解説してきました。生成イラストは、誰でも簡単にイラストを生成できる点で有用となっています。ここからは、おすすめの生成パターンについて解説していきます。
水彩画風
プロンプトに水彩画風と入力することで、淡い色彩のイラストを生成できます。基本的に写実的な描写となるので、「デフォルメしてください」と追加で入力する方法もおすすめです。
油彩画風
プロンプトに油彩画風と入力することで、重厚感のあるイラストを生成できます。特に深海や森など暗い場所を描写する場合におすすめです。
特定アーティストの画風
△△(アーティスト名)風と入力すると、そのアーティストに似せたイラストが生成されます。過去の名画風のイラストを生成したい場合におすすめです。このプロンプトを利用する場合、著作権の観点から死後70年以内のアーティストを対象にしない様にしましょう。
アニメーション風
プロンプトにアニメーション風と入力すると、ポップ調のイラストが生成されます。可愛らしさのあるイラストを生成したい場合におすすめです。
なお著作権の観点から、公表後70年以内の著作物と似た生成結果が出力されていないかの確認はしておきましょう。
ピクセルアート風
ピクセルアート風と入力すると、ピクセル調に似せたイラストが生成できます。描画が荒くなる分、絵としての破綻が少なくなるためAIイラストと相性の良いプロンプトとなっています。
まとめ
ChatGPTの画像生成機能では、イラストも生成させることが可能です。生成イラストは簡単に出力可能ですが、著作権侵害や「C2PA」を参照するAI判定など、利用には制約があります。
しかし、スライドや印刷物など、正しい利用ができるならばイメージを補完する手段として最適です。誰でも簡単に生成でき、パターンも多種多様で、写真の加工も可能と使えて損はありません。
ChatGPTの生成イラストに興味を持った方は、この記事を参考に、制約には細心の注意を払って利用してみてはいかがでしょうか。

IoTBiz編集部
2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。
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